ピアノディスクの歴史
ピアノディスクは、世界中にディラーネットワークをもつ、自動演奏ピアノの世界の主要メーカーの1つです。
1988年に設立され、非常に短い期間で大きな成功をし、音楽産業業界において革新的で有力な企業の1つになりました。
ピアノディスクは、ゲイリー・バーゲットとカーク・バーゲットの兄弟により、カリフォルニア州サクラメントの小さなピアノ小売業からスタートしました。
彼らは1979年にそれぞれの才能と特技を活かしてビジネスをスタートさせました。
ゲイリーは自身のスタジオを持つ成功したピアニストでピアノ講師でした。
カークは熟練したピアノ技術者でピアノ修理の専門家でした。
彼らの会社はバーゲット・ピアノと呼ばれ、仕事ぶりとマーケティング知識のコンビネーションにより、当初50台だった売上は400台以上にまで急速に拡大しました。
彼らにとって一番重要だった商品は、ピアノコーダー(どんなピアノにも取付けができたカセットによる自動演奏ピアノシステム)でした。
彼らはピアノコーダーをショッピングモール、デパート、モデルハウスなど様々な場所でデモ演奏を行い、それらはピアノを弾かない人も、ピアノを買うことを考えなかった人も、見る者を魅了しました。
ピアノコーダーの販売でバーゲット・ピアノは大きく成長しましたが、1988年に突如ピアノコーダーは販売を停止しました。
しかし、起業家精神をもつバーゲット氏は、これを災害ではなくビジネスチャンスであると考えました。
彼らは、何千ものピアノディラーが販売できる自動演奏システムの製品を失ったことを知っていました。その要求に応える為、自分たちで自動演奏システムを作り、それをピアノディスクと名づけました。
ピアノディスクの最初のシステムは1989年に開発され、長年にわたってバージョンアップを繰り返した自動演奏システムは、性能と特徴を発揮し、拡大を続けてきました。
ピアノディスクのサポートにおいては、機械の精巧と同様に、音楽ライブラリの充実さも高い水準が求められました。そのため、ピアノディスクでは世界でも著名なピアニストを起用し、音楽ソフトの製作を開始します。
数年がかりで、4000曲以上の様々なカテゴリの音楽を録音し、ライブラリは今でも増え続けています。
今日では、ピアノディスクは個人の家、ホテル、レストラン、音楽学校、レコーディングスタジオなど様々な場所にあります。
そして、聴いた人皆を生の音楽の喜びに満たしています。
ピアノディスクは600以上のディラーが世界中40ヶ国にいるまでに成長しました。
「ピアノディスクは数十年に渡って成功する最も刺激的な音楽製品の一つで、最新のホームエンターテイメントの重要な一部である」聞いた誰もが納得する言葉です。
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